スズキ・メソードのOB・OG会です。「心のふるさとキラキラ星」を共有する皆様と
 「一生楽しめるスズキ・メソード」をめざします。

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2012年の主な活動内容


2012年1月15日(日)、第12回スズキ・メソード関西地区大会が、びわ湖ホールで開催されました。

素晴らしい佇まいの滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール。オペラ・バレエなど舞台芸術専用のホールで、2010年以来、3年連続でラ・フォル・ジュルネびわ湖が開催されます(2012年4月28日〜30日)。 「世界中の子どもたちの幸せのために、今、びわ湖から発信する」とサブタイトルがつけられたこの大会は、東日本大震災チャリティーコンサートとして、開催されました。オープニングから最後の「キラキラ星変奏曲」まで、オケピットで演奏されるスズキ・メソード関西地区オーケストラとの協演は、びわ湖ホールというオペラを上演することの多いホールの特性を十二分に発揮されたことで、特に目を惹きました。OB・OG会からは木村眞一会長以下、紿田俊哉副会長、二木亮壽事務局次長、ピアノ科の秋葉三佐子先生が駆けつけ、ステージでのヴァイオリン演奏にも参加させていただきました。

オープニング。ファンファーレが終わるとすぐに、幕が開き、チェロ科によるフランス民謡が始まりました オープニングは、2011年の第52回グランドコンサート用に用意されていたファンファーレ(弦楽合奏版)で幕開きとなりました。このファンファーレは、もともと第51回グランドコンサートでオリジナル曲として作られたオーケストラ曲を、第52回グランドコンサートのために弦楽オーケストラ用に編曲されていたのですが、東日本大震災の影響でコンサートが中止された経緯がありましたので、この日が本邦(世界)初演となりました。この勇壮でドラマティックな始まりにさらに色を添えたのが、緞帳の開け方です。単純に下から上に上がるのでもなく、左右に開くのでもなく、写真のように、オペラの幕開きと同じスタイル(オペラカーテン)で演出されていて、それはそれは感動的。ホールスタッフとの打ち合わせの中で、実行委員会の先生方の決定で、このスタイルになったそうです。厳かな雰囲気で、他にないオープニングとなりました。

リハーサルの時のスズキ・メソード関西地区オーケストラのメンバーたち スズキ・メソード関西地区オーケストラのメンバーは、上級生やOB・OGの方などで構成され、すべてのプログラム35曲のうち、ピアノ伴奏で演奏されたチェロ科の「アレグロ・アパッショナート」とヴァイオリン科の「カントリーダンス」以外の33曲を演奏していました。中には、オーケストラのみの演奏として、ルロイ・アンダーソン作曲の「フィードル・ファドル」で、新春らしいウキウキするような躍動感に満ちた演奏も披露されていました。
 指揮をされた江村孝哉先生によりますと「パート譜の厚み、7mmはありましたよ」とのこと。オペラの伴奏をするオーケストラのパート譜と大差ありません。熱演が続く中にも随所に豊かな響きがし、CDで聴きなれているピアノ伴奏とは違った印象も醸し出されていました。特に、ヴァイオリン科の生徒が演奏したザイツの協奏曲第5番第1楽章は、ヴァイオリンソロのあとの長い後奏部分もしっかり演奏されていて、会場では少々どよめきがあったように感じられました。この日が初めての合わせだったそうで、聴きなれているピアノ伴奏とは明らかに違い、しっかりしたオーケストラ演奏部分があったのです。「もう1回繰り返すのかな」と思ったOBもいたほど。原曲に触れることが大切であることを再認識させてくれました。最後の2小節のみ、曲が終わるように江村先生によって、手が施されていたそうです。そうでないと、「明らかに終わった感じがしませんから」とのこと。なるほど、いろいろと勉強になります。
 オープニングの厳かさと対照的に、クロージングは、ラデツキー行進曲による陽気な退場スタイルとなりました。会場からも自然に手拍子が起こり、800人のステージ上の出演者たちが左右に分かれて、一斉に退場する姿もみごとでした。
 それで終わりではありませんでした。最後の最後に、鈴木鎮一先生作曲の「子供の幸を」がしっとりと演奏されたのです。この曲の持つ純粋無垢な響きが、弦楽器の懐深い響きで演奏されると、自然に涙腺が緩んできます。会場のあちこちで、そうした姿が見られました。

左から二木事務局次長、小倉浩子先生(関西地区大会実行委員長)、中嶋嶺雄才能教育研究会会長、木村OB・OG会会長、紿田副会長、秋葉三佐子先生 ところで、OB・OG会のメンバーは、ヴァイオリン科斉奏の「タンブラン」以降の15曲の演奏に参加させていただきました。それも中嶋嶺雄・才能教育研究会会長と並んで弾かせていただくという光栄に預かることになり、嬉しい限りです。中嶋会長は、お孫さんお二人がヴァイオリン科に在籍されていらっしゃいますので、この日はめでたく共演となられたそうです。中嶋会長の「グローバル化とスズキ・メソード」と題された講演の最後にもOB・OG会のことに触れていただき、ご配慮の数々にひたすらお礼を申し上げた次第です。ホールの控え室で、記念に写真を撮らせていただきました。
 そして、800名を数える子どもたちとの共演は、OB・OG会にとってもとても思い出に残るステージとなりました。立派なコンサートを作り上げた関西地区の先生方、そして東京事務所からの積極的なサポート、そしてすべての出演者の皆様にお礼を申し上げます。

 暮れなずむびわ湖の素敵な光景を前にして、演奏にもOB・OG会のPRにもがんばることができた今回の参加。今後もOB・OG会は、広く皆様に認知していただくために、力を注いでいきます。

NEWS

2012年1月26日(木)、バイエルンのラジオ放送局が、鈴木鎮一先生のご命日に合わせて、ミニ番組を放送しました。

 ドイツのバイエルン放送のクラシックチャンネルが、毎日朝8時半から放送している「Was heute geschah」のコーナー(「今日は何の日?」)で、1月26日が鈴木先生の命日であることから、その業績を紹介したミニ番組を放送しました。このお知らせは、OB・OG会発起人のお一人で、立教大学法学部教授の上野達弘さん(チェロ科ご出身)から、いただきました情報です。
その内容は、以下の通りです。
クリックで拡大「才能は生まれつきではなく、母語を学ぶように、耳で聴いて繰り返し練習することを鈴木鎮一先生は大切に考え、その教えとなるスズキ・メソードが必ずしもプロの演奏家を育てることを目的としているわけではなく、子どもの感受性を育てることなどにあり、世界に大きな遺産を残しました」
なお、右の写真をクリックすると、放送内容を聞くことができます。

 また、松本の才能教育会館でも、約100名のスズキ・メソードの指導者らがNHKでかつて放送された「人生読本」の音声に聞き入ったり、エックレスのソナタ第1、2楽章の献奏や、松本音楽院第一期生や鈴木鎮一記念館館長らによる「鈴木鎮一先生の思い出」と題された対談を楽しむなど、素敵なひとときを過ごすことができました。
 バイエルンで、松本で、そして世界のあちこちで、鈴木先生のご命日が偲ばれたことになります。



2012年2月9日(木)、3年目を迎えるOB・OG会の簡単チラシができ上がりました。

クリックで拡大スズキ・メソードのOB・OG会は「心のふるさとキラキラ星」を共有するみなさまと「一生楽しめるスズキ・メソード」をめざしています。おかげさまで、この2年間で、指導者や大人会員を含め、登録会員数は400名を越えるまでになりました。
ちなみに以下のような多彩な活動を展開してきました。
・創立コンサート(ゲスト・渡辺玲子さん)
・楽器(楽譜)を持って集まろう会
・アンサンブルを楽しむ会
・室内楽を楽しむ会
・第2回コンサート(ゲスト・大谷康子さん)
・聖地・松本散策ツアー
かつ、現役生徒たちが出演する地区大会への参加も行なっています。
2012年は、まず5月に話題のチェリスト、宮田大さんを迎えて第3回コンサートを主催します。
※練習日は、4月29日(日・祝)浜離宮朝日ホールリハーサル室、5 月19日(土)国立オリンピック記念青少年総合センターです。詳しくは、近々、HPで発表の募集要項をご覧ください。
さらに、9月23日(日・祝)には、松本の鈴木鎮一記念館で「聖地・松本での音だし会」を開催します。
そして、2013年3月に松本で開催される第16回世界大会を積極的に支援する活動にも力を注いでいきます。スズキ育ちのみなさん、一緒に楽しみませんか。



ヤマハ銀座店での公開レッスンに、紿田俊哉副会長が生徒として出演されました!

 2012年2月11日(土・祝)、ヤマハ銀座店6階コンサートサロンで行なわれた「超絶ヴァイオリンに挑戦」する企画に、紿田俊哉副会長(ヴァイオリン)が出演されました。モンティの有名な「チャルダッシュ」などをレッスン曲に、公開でレッスンを受けるユニークな企画でした。
 80人の満員のお客様を前に、若くて美しいヴァイオリンの石橋尚子さんからの手ほどきで、「チャルダッシュ」がさらに磨きのかかった音に変わってゆく体験をされた紿田副会長。さっそく体験レポートを寄せていただきました。

半世紀ぶりのレッスン!

演奏を終えてホッとされた紿田俊哉副会長。右が石橋尚子さん、左がピアノ伴奏の田中葵さんです 鈴木鎮一先生のレッスンを高校2年生まで受けた後、何と約半世紀、レッスンらしいレッスンをほとんど受けないままに今日まで来た私ですが、今日の公開レッスンを通じて、改めてレッスンの大切さを痛感した次第です。矢張り公開レッスンで70〜80人の方々を前にしての演奏となると、いつの間にかどこかに力が入ってしまい、思い通りの音程や音色で演奏ができないものです!
 せっかくのレッスンでしたので、私の欠点克服のために、備忘録的に石橋さんからの大変有益なアドバイスを書き出してみました。

ご指摘いただいたアドバイスの数々

①安定した音色の維持のために、弓が弦に触れている、弦が弓に触れている意識を常に持っていること。
②細かい音符の連続する早いパッセージを演奏する時に、早く弾こうという気持ちを捨て、いくつかの音の塊と音楽の流れを意識して練習すること。
③左手に気を取られて右手に力が入ることを避けるために、音程を時に無視して右手のスムーズな動きを練習の上、音程調整をすること。
④速いパッセージで、かつ移弦を伴う場合には、先ず開放弦でメロディに沿った移弦の練習をした上で、改めてメロディを付けること。
⑤フォルテの演奏の際、無用に大きく弓を使うキライがある。弓幅、弓の駒と指板との置かれている位置に気をつけながら、①の意識をもって音量にfocusしてフォルテを奏すること。
⑥時に不用意に指板にまで弓が行ってしまうキライがある。音楽表現にあった弓の位置についての配慮が必要。
⑦低い音から高い音に移動する場合、あまり音程を意識しすぎると右手に力が入ってうまくいかない。到達すべき音に向かって一気にかぶさるように持っていく気持ちで練習することが必要。
⑧両足の幅の適切な確保と、音楽にあった自由で自然な体全体の動き。
⑨弓の張り具合の適切な調整が必要。(これは、演奏に気を取られ会場の温度アップにより、弓の張りが相当強くなってしまったことに気づかず! 弾きにくいなと思いつつも演奏を続行していたことを指摘されたもの)

 改めて鈴木先生の奏法『弓先に力を込めてふらつかず、肘で進めよお馬の毛、吸いつき加減は腕次第、弾くも止めるも吸いついて、浮かせても駄目、押さえても駄目、吸いついた弓一筋のうまさかな』の意味をかみしめなきゃいけないと、感じ入った次第です。

公開レッスンの後は、石橋尚子さんのミニライブも

レッスンを指導された石橋尚子さん 石橋尚子さんの主催する演奏団体、MODEA(http://modeamusic.com/)のテーマ曲からSound Garden, Eternal Dream(パッヘルベルのCANONの編曲)、You Raise Me Up。そして最近立ち上げられたNAOrchstra(http://ameblo.jp/naoko524/)のテーマ曲からEver Sprit(カッチーニのAve Mariaの編曲)、Eternity, モンティ作曲のチャルダッシュ、アンコール曲として米国の作曲家チック・コリア作曲のスペイン(冒頭部分はアランフェスのギター協奏曲第2楽章)の演奏を田中葵さんの伴奏で聴きました。
 チャルダッシュを除き、初めて耳にする曲も多くありましたが、大変興味深く、大いに楽しむことができました。自由奔放な演奏スタイルで時に激しい音色も伴い、極端に思える音楽表現もありましたが、きちんとした演奏技術と高い音楽性に裏付けられた演奏であり、いずれも強く引き付けられ、好感のもてる演奏でした。何と言ってもクラシックをしっかり学ばれた上で、新たな分野を開拓されている姿は実に素晴らしいと思います。

伴奏してくださった田中葵さんにも心から感謝

リットーミュージック 3,780 円 公開レッスン前に、2回ほどピアノとの合わせ練習をさせてもらえました。初合わせであっても最初から最後までこちらの表現したい音楽表現を敏感に感じ取って、ぴたりと伴奏してくださり、改めてプロの伴奏者の素晴らしさ感じました。実は初っ端の1回目の演奏の際、なぜか私が途中部分を抜かして演奏してしまったのに、これまた何もなかったように最後まで伴奏してくださったのことも頭が下がりました。石橋さんともども、ますますの活躍を大いに期待したいものです! 

 ご参考までに、今回のテキストとなったのは、「超絶ヴァイオリン曲集」(CD付き)でした。「史上最強の技巧を手に入れよう」とサブタイトルがあるように、ヴァイオリン奏者がいつかは弾いてみたいと憧れる難曲がラインナップされています。詳しくは、こちらをご覧ください。石橋尚子さん、田中葵さんの演奏も試聴することができます。



お待たせしました! OB・OG会第3回コンサートの弦楽器奏者募集を開始します!

 「スズキ・メソードOB・OG会」では、2012年5月20日(日)に国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール(カルチャー棟)において、「スズキ・メソードOB・OG会第3回コンサート」を開催します。今回も例年通り、スズキの子どもたちが出演する「第17回アンサンブル・フェスティバル」との共催となります。

ゲストは、チェリストの宮田大さん

宮田大さん第1回コンサートでの渡辺玲子さん(スズキ・メソード ヴァイオリン科出身)
第2回コンサートでの大谷康子さん(スズキ・メソード ヴァイオリン科出身)
との楽しかった共演は、まだ記憶に新しいところですが、今回はロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで優勝し、国内外での超多忙な演奏活動で活躍されているチェリストの宮田大さん(スズキ・メソード チェロ科出身)との魅力的な共演になります。

宮田大さんとの演奏曲目は、
ヴィヴァルディ作曲のチェロ協奏曲 二長調 Op.3-9 RV.230 全楽章です。
スズキ・メソードのチェロ指導曲集第6巻に第1楽章がありますので、チェロ科出身の皆さんには懐かしい曲です。第2楽章、第3楽章も素敵な曲です。

今回は、ピアノ科出身の皆さんのソロと弦楽伴奏との共演もプログラムの柱の一つに据えています。
曲目は、モーツァルト作曲のピアノ協奏曲 第12番 イ長調 K.414 全楽章です。
現在は、才能教育課程卒業曲の中の一つとして子どもたちも学ぶ曲の一つです。

コンサート終了後には、「OB・OG会第3回総会」および「懇親会」も、施設内のレストランで開催されますので、ご予定ください。開催予定時間の目安は次の通りです。

1)スズキ・メソードOB・OG会第3回コンサート 13:00~15:30頃
2)OB・OG会第3回総会:コンサート終了後 16:00~16:30頃
3)懇親会:総会に引き続き 16:30~18:00頃

「OB・OG会第3回コンサート」出演者募集要項

日時   2012年5月20日(日) 開演13:00予定
場所   国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール

応募資格
 (1)スズキ・メソードをすでに卒業された大人の方
 (2)スズキ・メソードを通過された大人の方
 (3)大人の現会員
 (4)「練習」および当日午前中の「リハーサル」への参加が必須です。
※いずれも「OB・OG会」にご登録されることを前提とさせていただきます。
※「OB・OG会」はこちらから簡単にできます。

募集人数 約50名(ヴァイオリン32名、ヴィオラ8名、チェロ8名)
※ヴァイオリンパートは、音のバランスなどの都合で担当パートを指定させていただく場合がございますので、ご承知おきください。
※ピアノ演奏者(ソリスト)の募集は終了しております。

■募集曲目
 ①パッヘルベル  カノン
 ②ヴィヴァルディ チェロ協奏曲 二長調 Op.3-9 RV.230
 ③モーツァルト  ピアノ協奏曲 第12番 イ長調 K.414
 ④團 伊玖磨    花の街  
※複数の曲に応募可能です。
※「花の街」は、アンサンブル・フェスティバルに出演の子どもたちと一緒になって演奏し、フィナーレを盛り上げます。全員参加で演奏します。
※ご参加いただけることになりました方には、楽譜の送付にてお知らせ申し上げます。

■練習日程
 (1)4月29日(日・祝)9:00~16:30
     会場:浜離宮朝日ホール リハーサル室
 (2)5月6日(日)9:00~17:00
     会場:国立オリンピック記念青少年総合センター リハーサル室
 (3)5月19日(土)9:00~17:00 ゲネプロ
     会場:国立オリンピック記念青少年総合センター リハーサル室
 (4)5月20日(日)9:00~12:00 ステリハ
     会場:国立オリンピック記念青少年総合センター 大ホール 
     午後本番 12:30開場 13:00開演となります。             
     ※詳しい練習日程は、楽譜送付時、およびHPにてお知らせさせていただきます。

■演奏出演参加費(一人)

・曲目①にご参加の場合 2,000円
・曲目②、または③のいずれかにご参加の場合 3,000円
・曲目①と②、または③のいずれかにご参加の場合 4,000円
・曲目①②③にご参加の場合 5,000円
※複数曲への応募を歓迎します。
※参加費は初回練習時に、集めさせていただきます。
※曲目④につきましては、参加費は不要です。

■送付先

参加をご希望の方は、下記の申込方法を選ぶことができます。
①申込フォームに必要事項をご記入の上、お送りください。
申込フォームはこちら
②申込用紙をダウンロードし、プリントアウトしていただき、必要事項をご記入の上、Faxか郵送でお送りください。
OB・OG会第3回コンサート申込書

いずれの場合も、「スズキ・メソードOB・OG会」事務局宛となります。
②の場合は、下記をご参照ください。
    Fax. 03-3295-1448
    郵送 〒101-0062 
       千代田区神田駿河台2-3-16 駿河台スカイビル3階(社)才能教育研究会 東京事務所内
       「スズキ・メソードOB・OG会」事務局

3月30日(金)必着にてお願いします。


■お問い合わせ

お問い合わせは、メールでお願いします。 お問い合わせメール


2012年5月20日(日)にOB・OG会 第3回コンサートを開催します。

 スズキ・メソードOB・OG会では、2012年5月20日(日)に国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール(カルチャー棟)において、OB・OG会第3回コンサートを開催します。今回も例年通り、スズキの子どもたちが出演する第17回アンサンブル・フェスティバルとの共催となります。また、コンサート終了後には、OB・OG会総会および懇親会も、施設内のレストランで開催されますので、ご予定ください。


ゲストは、チェリストの宮田大さん


クリックで拡大 第1回での渡辺玲子さん、第2回での大谷康子さんとの共演は、まだ記憶に新しいところですが、今回はロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで優勝し、国内外の演奏活動に超多忙をきわめているチェリストの宮田大さん(スズキ・メソード チェロ科出身)との共演になります。宮田大さんとの演奏曲目は、ご本人の希望曲として、ヴィヴァルディ作曲のチェロ協奏曲 二長調 Op.3-9 RV.230 全楽章です。スズキ・メソードのチェロ指導曲集第6巻に第1楽章がありますので、チェロ科出身の皆さんには懐かしい曲です。第2楽章、第3楽章も素敵な曲ですので、楽しみですね。
 参加要項は、新年明けてからのお知らせになりますが、次の練習および当日午前中のリハーサルへの参加が必須です。
・2012年4月29日(日・祝)浜離宮朝日ホールリハーサル室(時間未定)
・2012年5月19日(土)国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール(時間未定)
・2012年5月20日(日)国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール(時間未定)
参加費用などの詳細も、後日、このHPでお知らせします。


ピアノ協奏曲のソリストを募集します


クリックで拡大 今回は、ピアノ科出身の皆さんとの弦楽伴奏での共演もプログラムの柱の一つに据えています。曲目は、モーツァルト作曲のピアノ協奏曲 第12番 イ長調 K.414 全楽章です。現在は、才能教育課程卒業曲の中の一つとして子どもたちも学ぶ曲の一つです。2011年10月8日(土)にOB・OG会が主催した「アンサンブルを楽しむ会」でも3人のOB・OGたちが、各楽章のソリストを担当し、素晴らしい共演となりました。今回はこれを国立オリンピック記念青少年総合センター大ホールの舞台で、より大人数の弦楽伴奏で楽しむことになります。
 つきましては、各楽章を独奏していただくソリスト3名を募集します。
 参加要項は、新年明けてからのお知らせになりますが、次の練習および当日午前中のリハーサルへの参加が必須です。
・2012年4月29日(日・祝)浜離宮朝日ホールリハーサル室(10:00〜12:30)
・2012年5月19日(土)国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール(時間未定)
・2012年5月20日(日)国立オリンピック記念青少年総合センター大ホール(時間未定)

ソリストとしての参加費用は、25,000円です。
※参加お申し込み時に、スズキ・メソードOB・OG会への会員登録が必要です。HPのトップページの「入会」欄で、会員登録がオンラインでできます。
※参加お申し込みの締め切りは、2012年1月31日(火)です。
※参加お申し込みの方は、以下の内容でOB・OG会事務局にメールでお申し込みください。
・メールタイトルを「ピアノ協奏曲ソリスト希望」とお書き添えください。
・ご住所
・電話番号
・メールアドレス(PC、携帯)
・希望される楽章
・指導者名
・最終学習曲
をメール本文にお書き添えください。
※なお、応募者多数の場合は、OB・OG会事務局に選考をお任せいただくことになります。また、希望される楽章以外の楽章をお願いする場合もあります。あらかじめご了承ください。
※ご不明な点、ご質問につきましても、OB・OG会にメールでお問い合わせください。
OB・OG会メールアドレス




第3回コンサートのチラシとチケットが完成しました。

クリックで拡大クリックで拡大 「スズキ・メソードOB・OG会第3回コンサート」をお知らせするチラシとチケットが完成しました。発足時以来、ご一緒させていただいているアンサンブルフェスティバルの第17回コンサートとのジョイント企画になります。今回は、話題のチェリスト、宮田大さんとの共演がなんといってもニュースですし、ピアノ科の若手OB・OGたちとのリレー演奏も大変楽しみです。

チラシ表面ダウンロード
チラシ裏面ダウンロード

 会場は、国立オリンピック記念青少年総合センター大ホールです。これだけの内容で1,000円の入場料ですので、満席になることも予想されます。早めにチケットをお求めになられることをおススメします。
 チケットのお求め方法として、以下の3通りをご用意させていただきました。
① OB・OG 会HP からチケット申込フォームでのお申し込み
② OB・OG 会事務局にメール(info@suzukimethod-obog.com)でのお申し込み
③電話 tel.03-3213-5771(高橋法律税務事務所 平日10:00~17:00)でのお申し込み

 あわせて、ご一緒に演奏してくださる弦楽器奏者を募集しています。宮田大さんを始めとする若手OB・OGと共演できるチャンスですし、スズキ・メソードで育った同士での演奏を一緒に楽しみませんか。演奏参加の申込締切は、4月18日(水)です。参加申込フォームをご利用ください。


宮田大さんが、小澤征爾さんと共演するまでの軌跡を追いかけたドキュメンタリー番組がBS朝日で3月10日(土)に放送されます!

クリックで拡大 「スズキ・メソードOB・OG会第3回コンサート」にゲストとして出演してくださる宮田大さんが、世界的指揮者である小澤征爾さんの指揮で、今年1月、1年越しの「約束」を水戸室内管弦楽団との共演で果たすことができました。この番組は、その間の軌跡を追いかけています。3月10日(土)19:00〜20:54 BS朝日での放送です。
 詳しくは、BS朝日のサイトで紹介されています。

 主要新聞にも広告が掲載されています。これは、ぜひとも見逃しませんように。今のうちに録画予約をしておくのが良さそうですね。

第3回コンサートのコンサートマスターに、元バイエルン放送交響楽団奏者で、
スズキ・メソードご出身の水島愛子さんをお迎えしました。

水島愛子さん 「スズキ・メソードOB・OG会第3回コンサート」はゲスト奏者に若手チェリストとして人気No.1の宮田大さんをお迎えしますし、さらには若手OB・OGのピアニストとの共演も話題ですが、さらに話題となるのが、水島愛子さんにコンサートマスターをお願いさせていただいたことです。水島さんは、37年間にわたるバイエルン放送交響楽団でのヴァイオリン奏者として活躍された間に、ラファエル・クーベリック、コリン・デーヴィス、ロリン・マゼール、マリス・ヤンソンスといった名だたる一流の常任指揮者たちと付き合い、さらにはレナード・バーンスタインなど多くの客演指揮者たちとの共演をはたしていらっしゃいます。
 現在は、日本とドイツを頻繁に往復されながら、後進の指導や兵庫芸術文化センター管弦楽団のオーディションに携わり、世界中で未来のオーケストラ奏者を探し出す重要なお役目を担っていらっしゃいます。
 スズキ・メソード会員向け季刊誌No.179の「ようこそ先輩」登場をきっかけに、OB・OG会でも交流が加速しています。水島愛子さんをコンサートマスターに迎えさせていただくことで、バイエルンの息吹が当日のステージに吹き込まれることでしょう。どうぞお楽しみに。

4月29日(日祝)、終日、練習を楽しみました。

日曜の朝からモーツァルト。いい感じです 「スズキ・メソードOB・OG会第3回コンサート」のための練習がいよいよスタートしました。ゴールデンウィークのとてもいい季節、場所はOB・OG会のホームタウンとなりつつある浜離宮朝日ホール・リハーサル室です。今回も40名を越える皆さんが集まりました。
 木村会長のご挨拶の後、午前中は関東地区ヴァイオリン科指導者の板垣登喜雄先生の指揮で、モーツァルトのピアノ協奏曲第12番K.414を練習しました。「厳しく指導しますよ」と事前にお話しされていた通り、板垣先生のレッスンは曲の細部に至るまで、細かく指導をしてくださいました。弓の使い方、各パートのバランスなど一つひとつ確認をしました。第1楽章ソリストの原さん、第3楽章ソリストの山口さんのソロ演奏にも、テンポ、歌い方の指導が続きました。第2楽章ソリストの五味田さんがお休みでしたので、原さんに代奏を務めていただきました。
「カノン」はなかなか手強いです ランチタイムは築地の場外あたりを散策。ゴールデンウィーク前半のにぎわいはありましたが、思ったほどではありません。凄い混雑をこれまでに何度も体験しているので、ちょっと拍子抜け。
 午後は、「花の街」と「カノン」を関東地区ヴァイオリン科指導者の守田千恵子先生の指揮で、合奏しました。この2曲は、アンサンブルフェスティバルでの定番曲で、OB・OG会コンサートの毎回のプログラムに組み込まれています。慣れている、とはいっても、音楽的に高めていくには、やはり細かい部分まで確認作業が必要です。特に「カノン」は、ヴァイオリンパートの弓使いが大切です。
先生の隣が鎌田茉莉子さん。そしてその隣がなんと小学生ですでにOGの中山遥歌さんです!どんどん年齢が若くなっていくOB・OG会です そして、ヴィヴァルディのチェロ協奏曲二長調です。本番ソリストの宮田大さんとは、ゲネプロと本番のみの合わせで仕上げていきますので、練習ソリストは桐朋学園大学音楽学部に在籍中の鎌田茉莉子さんが務めてくださいました。ステキな音色、伸びやかな右手の動き、そして正確な左手の運指は、ほれぼれするほどでした。ゲネプロと本番では宮田大さんが朗々と弾かれますので、ますます楽しみを予感させます。指揮は、宮田大さんの父であり、関東地区チェロ科指導者の宮田豊先生です。楽譜には書かれていない強弱の変化など、本番ソリストを誰よりもよく知っていらっしゃる父親による指揮ですから、音楽作りもより具体的です。
 こうして、朝からの練習もあっという間に、16:30のクロージングを迎えました。
 最後に、今回、初参加となるOGで松本深志高校のOBオケでも活躍されている冨田則子さん(2nd.Vn)の感想を紹介しましょう。
「初参加でしたので、一緒に参加した友人も私もドキドキして行きましたが、メンバーの皆さんがとてもフレンドリーで大変気さくに接していただき、安心しました。弁護士の木村会長には、慶應ワグネルで活躍なさったやはりヴァイオリンを弾かれる弁護士さんもご紹介いただき、私たちとは40年も違う同窓生でしたが、まだまだ知らない松本出身者がいるのだなあと思いました。練習開始時には『人数が少ないなあ、えっ1stが2プルで!?』などと思いましたが、最終的には1stが4〜5プルにはなる、とのこと。事実、午後にはお若い方々も増えて、良い練習となりました。今まで大編成のオケでガシガシ弾いておりましたので、先生方の細かなフレーズの強弱の付け方など、これは弦楽合奏だと身に沁みこませながら、弾いておりました。さらに、もう一つ出逢いがありました。ヴィオラのご夫妻のご主人は、私の大学時代の1年後輩でした。まさかここで会うとは! 一緒に参加した友人とご夫妻の4人で昼食を食べ、大いに盛り上がりました」とのことです。OB・OG会ならではの光景ですね。
 次回は、5月6日(日)に行ないます。ゴールデンウィークの両端を使って、どんどん仕上げていきます。

5月6日(日)ゴールデンウィーク最終日、2回目となる練習を楽しみました。

 「第3回コンサート」のための練習、この日は本番会場となるオリンピックのリハーサル室で行なわれました。本番は、5月20日(日)に大ホールで開かれることになりますので、同じ敷地内での練習は、雰囲気も上がってきます。その上、コンサートマスターとして元バイエルン放送交響楽団で活躍された水島愛子さんも初登場されましたので、いよいよ本番が近づきつつあるのを実感します。
ピアノ協奏曲では、伴奏の方にも、なかなか手強いところがあります 練習は、前回同様、モーツァルトのピアノ協奏曲の合わせから始まりました。第1楽章が原慧さんのソロです。指揮の板垣先生、そしてコンサートマスターの水島愛子さんからも、細やかな指導が続きました。そのあたりの詳細を、原さんご自身がとても素直で素敵なコメントを寄せてくださいましたので、紹介しましょう。一緒に参加しているプレーヤーの皆さんにも読んで欲しいし、当日お集まりになる観客の皆さんにもとても興味深いコメントだろうと思います。

以下は、原慧さんのコメントです。


 リハーサルの中で、自分は音を出せているだろうか、打鍵をミスしないだろうか、と余計なことに頭を巡らせて演奏してしまっていたのですが、その迷いが強かったあまりにモーツァルトがエチュード的になってしまった上に、演奏表現も迷走してしまいました。板垣先生や弦楽の皆さまもそれをお感じになられて、不安にさせてしまったかと思います。


水島愛子さん、秋葉先生が見守ります 皆さまから厳しくご指導いただきました御陰で、音楽に対する探究心や、自分が主張したいことは何かについて、真剣に考えるきっかけになりました。本当に感謝しています。


 板垣先生からは、「主張が感じられない」、「滑舌が悪い感じだ」とご指導いただき、よく省みてみれば、楽譜の音符一つひとつに囚われて「何を表現したいのか」を意識できていなかったことを自覚することができました。


 会社では、チームメンバーや後輩に「ただ作業的に仕事をするのではなくて、どうあるべきかを自分なりに考えて動くこと」と指導してきたはずなのに、音楽表現ではそれができていませんでした・・・。深く探求して自分なりに答えがないと、自信を持って表現できないのは音楽も仕事も同じですね。


 水島さんからは、モーツァルトは「問い」「問い」・・「答え」であること、同じ人に何度か問いかけるとき、最初の問いと次からの問いは同じ口調ではないでしょう? と、とてもわかりやすい例えでご指導いただきました。


 また、「前にある音が、次の音の表現のあり方を変える」と教えていただきました。弾いてみるとまさにその通りで、前の音次第で次の際立ちが異なりました。


 秋葉先生からは、左手と右手のパートそれぞれの音のラインの動きをつかむことで自分の音の聴き方(CDもですが)が異なること、フレーズ一つひとつを分解していくことで音楽を楽しむ幅が広がることを教えていただきました。


 また、心の緊張はしていても、体は緊張しないようにとご指導いただき、その領域は仏にはできても私にできるのか・・と少しばかり自信がなくなりかけましたが、音楽を楽しむこと、表現することを極めると自然とそうなるのかもしれない、と思います。


 本番まであと2週間を切りましたが、テクニカルな練習は当然のことながら、頭と耳を使う練習にも励みたいと思います。

 原さん、素敵なコメントをありがとうございました。
第2楽章独奏の五味田恵理子さん。熱をおしての参加でした 第2楽章のソリスト、五味田恵理子さんのコメントも紹介しましょう。

リハーサルでは、皆さんとご一緒することができ、本当に嬉しかったです。
音楽が好きな方たち同士一緒に演奏できることほど幸せなことはないなと、改めて感じました。
ピアノは楽器の性質上、普段は一人で弾くことが多いですし、
あってもデュオや室内楽だけなので、とても貴重な経験だと思います。
弦にしか奏でることのできない音色やフレーズ、息遣いを学べる
とてもいい機会をいただいたと思いました!
特に私の担当する2楽章は、それらのことが命の曲だと思いますので、
また次回の練習で、ご一緒させていただくのを楽しみにしております。

 ピアノ科指導者であり、終日、練習を見守ってくださった秋葉三佐子先生からも、「ピアノ科ソリストの皆さんは、それぞれの立場から一つの舞台を目指し、とても楽しみが増えたことと思います。経験豊富な先輩方のアドバイスに、新しい目が開かれ、意欲満々のお稽古が続けられそうです。こんな機会があって、本当に良かったですね。コンクールに挑戦中で、ご自分のリサイタル(5月17日)も目前でありながら、お疲れからの熱にもめげず、リハーサルに参加してくださった五味田恵理子さんにも頭が下がります」とのコメントをいただきました。

 指揮の板垣先生からは、「原さん、五味田さん、山口さんの3人のリレー演奏が、一つのモーツァルトの作品としてトータルなイメージを作り上げられるかどうかも大切な視点。各人が個性豊かで、バラバラでも困ります。そのあたりの研究もしてほしい」とのご要望も。

練習は和気あいあいと進んでいます 午後は、「花の街」「カノン」、そしてヴィヴァルディのチェロ協奏曲を練習しました。練習中、かなり熱く、熱気がこもりましたので、休憩になると窓を開けたりして、換気に務めました。木の葉が少しばかり風に舞って入ってきましたが、後で考えてみると、この時間に茨城県や栃木県では竜巻が起こっていたことになります。被災地域の現状を後で知り、愕然としています。

指揮の影で見えませんが、鎌田さんがソロを弾かれています ヴィヴァルディのチェロ独奏を担当していただいた鎌田茉莉子さんは、この日も素敵なソロを披露してくださいました。桐朋学園大学音楽学部4年生に在学中で、これからの活躍が期待される新星です。チェロを指導された佐藤満先生から、鎌田さんの演奏会のお知らせがありました。5月10日(木)19:00開演で、場所はヤマハホール。このHPのコンサート欄で詳しく紹介しておりますが、本当にほれぼれするほどの感性と音色の持ち主です。ぜひ、応援を皆様にもして欲しいと思います。

 ということで、少々レポート記事としては長くなりましたが、2回目の練習はこのようにして終わりました。OB・OG会事務局会議をその後に行ない、総会の内容確認など、コンサート以外のことにも詰めの作業が行われました。

 次回の練習は、5月19日(土)のゲネプロです。いよいよ宮田大さんが登場されますので、ボルテージもさらにあがりそうです。

5月20日(日)本番当日のお知らせです。

 OB・OG会「第3回コンサート」もいよいよ目前となりました。当日配布のプログラムもアンケートもすでに完成しています。出演される皆様にとりましては、楽器の調整に、練習に、身だしなみのチェックに、もちろんそれぞれのお仕事にも忙しい毎日を過ごされていらっしゃることと思います。当日のご案内は、19日(土)のゲネプロでお知らせしますが、一足早く、こちらでもお伝えしておきます。

■5月20日(日)当日のタイムスケジュール
 9:15    カノン出演者受付(カルチャー棟4F「43番」練習室)
 9:20〜9:50 カノン練習(出演者全員)(カルチャー棟4F「43番」練習室)
 10:25   大ホール客席に集合
 10:50〜  大ホール舞台リハーサル
 12:30   開場
 13:00〜  第一部「第17回アンサンブルフェスティバル」開演
 14:35〜14:50 休憩
 14:50〜  第二部「OB・OG会第3回コンサート」開演
 16:00すぎ 終演予定
 16:40   第3回総会受付(カルチャー棟2Fレストラン「とき」)
 17:00〜  第3回総会スタート
 17:30〜  懇親会

 ※楽屋を除き、練習室、ステージ、客席での飲食は禁止です。
 ※チェロパートは、エンドピンストッパーが必要です。昼食は各自ご用意ください。
 ※ごみはお持ち帰りください。
 ※服装 男性:黒系のズボン、白系ワイシャツ、NOネクタイ
     女性:上→白、下→黒か紺のロング丈(短い丈の場合は、黒ストッキング)パンツスタイル可

■第3回総会について
 次のような流れを予定しています。
 1.会長挨拶
 2.議事
   第1号議案   2011年度活動報告
          2011年度収支報告
          2011年度監査報告
   第2号議案   2012年度活動計画
          2012年度予算案
   第3号議案   会則改正
   第4号議案   役員選任
 3.懇親会

 体調に十分に気をつけて、ご参加ください。当日は、天気も良さそうですし、満席も予想されるほどの人気です。素敵な演奏会にしましょう。

5月19日(土)リハーサルに宮田大さん、登場!

チューニングの音から、響きが違いました 抜けるような青空に恵まれたこの日、待ちに待っていた今回のソリスト、宮田大さんが、練習会場のオリンピックリハーサル室に現れました。テレビでおなじみの、いつもの爽やかな笑顔です。コンサートマスターを務めていただいている水島愛子さんとは、すでにお仕事でもご一緒されていて、旧知の間柄。お互いにスズキ・メソード出身とは思わずにお付き合いをされてこられたそうなので、今回の共演を二人とも喜ばれていました。
「ソロの歌い方をよく聴くこと」当たり前のことですが、一つひとつ確認していきました 第1楽章から順に合わせていきましたが、宮田さんの音は、本当によく鳴ります。豊潤でいて包み込まれるような温かさに満ちた音がリハーサル室に響きました。OB・OG会のメンバーの誰もが嬉しいひと時です。協奏曲の醍醐味は、こういうところにあるのです。今回、セカンドヴァイオリンのトップを務める木村会長も「80cmの距離で弾いてくれるのは、大感激!」と興奮していました。
 午前中のピアノ協奏曲のリハーサルでモーツァルトのK.414の第3楽章を担当された山口泰平さんも、わざわざ居残りで、このリハーサルをつぶさに観察していました。相当に刺激を受けていたようです。
 さあ、いよいよ、本番を迎えます。今回は、宮田大さんの人気もあって、758席の大ホールも満席が予想されています。どんな演奏になるでしょうか。楽しんで迎えたいと思います。

5月20日(日)OB・OG会第3回コンサート、盛大に終えることができました!

 この日、オリンピックの大ホールは、いつもと違う、異様な雰囲気に包まれていました。満席が予想されていたからです。もしも、客席以上のお客様がご来場されたら、どうするか、いろいろな検討を加え、万全の態勢で臨ませていただきました。結果的に見れば、第二部のOB・OG会第3回コンサートの3曲目に登場された宮田大さんの演奏場面で、客席は、ほぼ満席。お客様の混乱がなく、開催できたことに、関係者一同、ホッとしたというのが実感でした。

●アンサンブルの力が、昨年以上に育っていた第一部

 第一部のアンサンブルフェスティバルに参加された生徒たちの演奏は、6団体ともそれぞれのカラーをうまく出し、昨年以上に素敵な演奏が続きました。管楽器も参加してのプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」は、CM音楽としても有名になった「騎士たちの踊り」を勇壮華麗なサウンドを響かせましたし、ヴァイオリン2声だけのバルトークの「44の二重奏曲」も精緻なアンサンブルで44曲の中から6曲を抜粋。昨年は、東日本大震災の影響で練習を進めることができずに参加を断念したチェロアンサンブルは、ポッパーの「レクイエム」でチェロ独特の広がりのある豊かな響きで会場を魅了し、2曲目の「サザエさん〜沖縄バージョン」では初歩の子どもたちも加わり、絶妙なパフォーマンスを実現。会場からの圧倒的な支持を得ていました。ボロディンの「だったん人の踊り」、ロッシーニの「弦楽のためのソナタ」、ドヴォルザークの「弦楽セレナーデ」もいずれも昨年以上に練習の成果を感じさせ、アンサンブルの力が日常的に培われていることが伝わってくる演奏でした。6団体の選曲はバラエティに富み、飽きさせぬ魅力に包まれていました。
 第二部に出演した中嶋嶺雄才能教育研究会会長も、「アンサンブルの醍醐味を皆さんが実践されていて、私自身、嬉しく思います。この会はこうして17回も続いており、本会としても大切なコンサートになっています」とお話しされていました。
 スズキ・メソードの斉奏も大きな魅力の一つですが、近年、それぞれの教室で力を注ぎ、才能教育研究会としてもアンサンブルの充実を謳っているだけに、こうした実践的な試みで生徒たちのアンサンブルする力が伸びていることを、OB・OG会としても嬉しく思います。

●第二部は、「カノン」からスタート

カノンです アンサンブルフェスティバル定番曲として、毎回演奏されるパッヘルベルの「カノン」を、OB・OG会第3回コンサートの1曲目として演奏しました。今回のOB・OG会コンサートでは、コンサートマスターとして長年、バイエルン北ドイツ放送交響楽団で活躍したOGの水島愛子さんをお招きしましたので、指揮の守田千惠子先生と一緒になって、「カノン」の音楽性を高めようと練習を重ねてきました。本番では、中嶋会長にコンサートマスターの席に座っていただきました。音楽表現としての抑揚の付け方、逆に響きの抑え方などバロック特有のボウイングやヴィブラートの処理などに課題はまだまだありますが、まずは無難なスタートを切りました。

●弦楽オーケストラをバックに、持てる力を最大限に発揮したピアノ奏者たち

原さんモーツァルトのピアノ協奏曲第12番K.414は、ピアノ科才能教育課程の課題曲でもあり、ピアノ科の皆さんにはおなじみの曲です。ただ、弦楽オーケストラをバックに演奏できるチャンスは、あまりありません。そのため、今回、HPでのソリスト募集をしましたところ、すぐに定員の3人が決まりました。
五味田さん 第1楽章の原慧さんは、練習で指揮の板垣登喜雄先生の厳しい指摘を真摯に受け止め、練習を重ねるごとにステップアップしていくのが、伴奏するこちらにもよくわかりました。本番は、みごとな演奏を披露されました。第2楽章の五味田恵理子さんは、歌心満載の情感あふれる演奏で、この日の3日前にご自身のリサイタルを開かれたばかりと思えぬ、卓越した演奏を披露。将来に羽ばたく新進音楽家としてのこれからの道がとても楽しみです。第3楽章の山口泰平さんも、練習時の演奏からは見違えるほど、音楽性を追求した演奏となりました。
山口さん 五味田さんを除く二人は、それぞれ本業を持つアマチュア奏者ですが、この日に向けてコンサートマスターの水島愛子さんに個人レッスンを受けるなど、できうる限りの精一杯の力を注いで準備されてきたことを伺わせる演奏でした。クォリティを追求する指揮者、コンサートマスターにソリストがそれぞれの個性で十分に力を発揮したと言えるでしょう。終わったあとの3人には、盛大な拍手が送られたのです。


●宮田 大さんの音色、そして高い音楽性に誰もが酔いしれた!

 スズキ・メソード、チェロ科出身の宮田大さんとの共演は、今回のハイライトの一つです。第9回ロストロポーヴィチ国際コンクールで日本人として初めて優勝し、一躍時の人となり、テレビでもコンサート会場でもその姿を見ない日がないくらいの活躍が続いています。前日のゲネプロで急速に接近遭遇ができたOB・OG会メンバーは、本番の舞台で、同じステージに載っている大さんの後ろ姿や横からの姿を見ながら、大さんの音楽とのジョイントに幸せを感じる演奏となりました。
宮田大さん 曲目は、大さんご自身による選曲で、ヴィヴァルディのチェロ協奏曲ニ長調。本来、ヴァイオリン曲ですが、世界中のチェリストがもっともっと演奏してもいい、素晴らしい曲です。
 大さんの音は、大ホールをひときわ響かせるのに十分なほどの豊潤な音量と、音の粒だちの素晴らしさを感じさせるものでした。そして圧倒的な表現力、構成力、説得力にあふれた素晴らしい演奏でした。ステージのわれわれを、そして客席を本当に心から魅了してくださる演奏だったのです。
 2012年1月に小澤征爾さんが「約束を果たす」カタチで共演が実現したハイドンの協奏曲で、小澤さんから「もっと殻を破ろう」と言われていた大さん。あの演奏会から4ヵ月なのに、もののみごとに変化をとげつつあります。それは誰もが感じたのではないでしょうか。
 スズキ・メソードの特徴の一つでもありますが、「能力を育てる」ことの大切さ、その努力の証しを身をもって表現したこの日の演奏は、聴くものを、観るものを、幸せにしたのです。宮田大という、まだ25歳の若きチェリストと同じ空間にいることの恍惚感に浸りきらせていただきました。
 父でチェロを指導した宮田豊先生の指揮も、テンションが高く、親子共演を果たせたことへの喜びに満ちあふれていました。
 注目のアンコール曲は、滝廉太郎の名曲「荒城の月」。ヴィヴァルディも「荒城の月も、どちらもスズキ・メソードのチェロ科指導曲集ではおなじみの曲です。この2つを持って、大さんがこの演奏会に臨まれたことに、大いなる感謝とそしてリスペクトを感じた次第です。

6月23日(土)ヴィオリストの川本嘉子さんが、日経新聞に登場。

クリックで拡大 日本を代表するヴィオラ奏者として活動が注目される川本嘉子さんが、6月23日付け日経新聞の「交遊抄」に登場されました。2011年の東日本大震災直後に、誰よりも早くチャリティーコンサートを行なったときの様子が紹介されています。タイトルは「音楽家の輪」。昨年3月、名古屋で5日間、切れ間なく行なわれたコンサートの様子が改めて浮き彫りにされました。
 阪神淡路大震災、中越地震で、すぐに行動に移した指揮者の小澤征爾さんの動きに身近に接していた川本さんにとって、東日本大震災直後に自分自身が動いたのは、その小澤さんの姿が焼き付いていたから、と言います。
 あらためて思うのは、皆が「どうしたらいいのだろう?」と自問自答を繰り返していたあの時期に、こうした行動にいち早く着手し、そしてその運動に呼応した音楽家や川本さんを知る人たち、そして交流サイトなどで駆けつけた人たちの、心のつながりです。いてもたってもいられない気持ちです。
 震災からすでに1年4ヵ月弱。スズキ・メソードOGの川本さんの思いが、風化することなく、こうして記事に取り上げられたこと、心から嬉しく思います。

String7月号にスズキ・メソードOBでチェリストの中木健二さん、登場。

クリックで拡大 弦楽専門誌ストリング7月号(2012年6月25日発行)に、スズキ・メソード出身(久保田顕先生クラス)のチェリストで、フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団首席チェロ奏者の中木健二さんが登場されています。表紙から大きくクローズアップされていますので、ぜひ書店で手に取ってみてください。
 本文でのインタビュー記事は、6頁にもおよび、フランス音楽との関わり、日本滞在中のとりわけ宗次ホールでの自身初のプロデュースにかける意気込みなどを語っています。今年はドビュッシー生誕150年でもあり、ドビュッシーへの思いなども読めますし、今シーズンから東京の紀尾井シンフォニエッタのメンバーとして、日本とフランスの行き来が多くなる中木さんの活動の広がり、目が離せなくなりそうです。

6月30日(土)、BS朝日に宮田大さん、再々登場!

宮田大さん 大活躍の宮田大さん、6月30日(本日です!)に相次いでテレビに登場されます。一つは「題名のない音楽会」、そしてもう一つは「カルテットという名の青春」です。これまでの放送を見逃した方も、すでに録画されていらっしゃる方も、また見てみましょう。新しい発見があるはずです。
 「題名のない音楽会」は、つい先日放送されたばかりのほやほやですが、早くも再放送です。カッチーニの「アヴェマリア」、ロストロポーヴィチ国際チェロコンクールで演奏したドヴォルザークのチェロ協奏曲第3楽章、そして先日のOB・OG会第3回コンサートでアンコール演奏された「荒城の月」というラインナップ。どれも素晴らしい演奏です。汗びっしょりの若者の演奏を満喫できますよ。
 もう一つの「カルテットという名の青春~太郎、マドカ、麻理子、大と歩いた1371日」。こちらは名作の領域にさしかかっていると言ってもいいでしょう。それもそのはず、第49回ギャラクシー賞選奨を受賞しています。何度も放送されるほどの人気がこの番組にはあります。それは、クラシックに決して詳しくない、むしろまったく聴かないできたディレクターのふとした興味が4人を追いかけることになるきっかけだったことが最初に吐露されるところから始まり、4人の若者の4年間を追い続ける中で、そこに「青春」の葛藤や煌めきを感じとっていく様子が丁寧に記録されていきます。4人の成長物語とともに、番組スタッフへの共感も、この番組の魅力といってもいいかもしれません。
 どちらも、6月30日(土)、つまり本日ですが、ぜひご覧になってください。
■「題名のない音楽会」BS朝日 18:30〜19:00
■「カルテットという名の青春」BS朝日 19:00〜20:54

7月2日(月)、渡辺玲子さんの紹介記事が、朝日新聞、毎日新聞に相次いで登場!

朝日新聞2012.7.2夕刊より OB・OG会発起人のお一人でもあるヴァイオリニストの渡辺玲子さんの、6月6日の新譜「SOLO」のリリース、そして間近に迫った7月19日のサントリーホールでのリサイタル公演にあわせて、最新の動向が7月2日(月)、二大新聞の夕刊で相次いで紹介されました。
 朝日新聞では、クラシック音楽に関する素晴らしい記事を書き続けている記者の吉田純子さんが、渡辺さんの内面世界に深く入り込み、今回の取り組みについて、「無伴奏曲は自由の象徴」としてキャッチコピーを表現し、新境地を開いたヴァイオリニストへのエールになっています。新譜CDのライナーノーツで、「私の今を聴いてほしい」と記された渡辺さんの思いに応えるような記事といっていいでしょう。
毎日新聞2012.7.2夕刊より 一方の毎日新聞は、音楽評論家で著作も多い梅津時比古さんによる「もっと自由な語法で」のキャッチ。面白いことに、両新聞が「自由」というキーワードで活写していることに、渡辺さんの意気込みが伝わってくるようです。
 ヴァイオリニストにとって、「自由」を得ること、「自由」を表現することは、簡単なことではなく、目の前に聳えたつ壁を乗り越えるような大きなチャレンジでしょう。クライマーがより高い頂を目指すように、アスリートが一秒でも速く、一点でも多く記録を伸ばそうとするように、何年にもわたるヴァイオリニストの切磋琢磨、精進、そして息吹がその「自由」という一語に込められているような気がします。
 それだけに、進境著しい活躍を展開されている渡辺玲子さんの今後が、ますます楽しみになってきますね。CD情報、リサイタル情報は、下記リンクをご覧ください。ついでに、7月5日まで、第7回仙台クラシックフェスティバル〜せんくら2012の公式ブログを渡辺さんが担当されていますので、こちらもご覧ください。仙台とのつながりが紹介されています。

新譜CD「SOLO」
渡辺玲子リサイタル
渡辺玲子さん担当のせんくら2012オフィシャルブログ

メッカ『松本』訪問と『楽器を持って集まろう会 Ⅱ』を2012年9月22日(土)~23日(日)に実施します!

 お待たせしました。「松本で音だし会」として、これまでご案内しておりましたイベントを、メッカ「松本」訪問と「楽器を持って集まろう会Ⅱ」とタイトルを変更し、内容もボリュームアップさせてのご案内です。なにかと東京中心に開催されてきたこれまでの活動から、各地のOB・OGの皆様との交流を目指そうという思いから生まれました。昨年の9月に実施した松本訪問と、「楽器を持って集まろう会」の2つの要素を満たす欲張り企画です。松本近辺にお住まいのOB・OGの皆様、そして東海地区や北陸地区にお住まいのOB・OGの皆様、もちろん関東地区やその他の皆様とも交流できますことを願っております。今回は、アメリカ・ケンタッキーから参加を希望されていらっしゃるヴァイオリン科指導者もいらっしゃいますので、とても楽しい会になると思います。
 なお、予定している曲目は、ヴァイオリン科の指導曲集を中心にしてラインナップさせていただきましたが、フルートやヴィオラ、チェロ、ピアノでの参加も楽しめるよう、楽譜を手配させていただきます。
 それでは、下記要領で開催します。初日の土曜日は、演奏と観光の二手に分かれてのプランとなります。なお、この記事の最後に申込フォームを用意しておりますので、必要事項をご記入の上、送信ボタンを押してください。

■日程 2012年9月22日(土)~23日(日)


■場所 信州松本およびあづみ野地区周辺


■参加費 25,000円(宿泊もされる方の場合。ただし、松本までの交通費は別途)
     宿泊されない場合は、10,000円(松本までの交通費は別途)


■9月22日(土)スケジュール
グループA:合奏練習グループ
あづみ野コンサートホールでの『楽器を持って集まろう会 Ⅱ』Part 1
  12:45頃までに、あづみ野コンサートホールに集合してください。

あづみ野コンサートホールへのアクセス

 →ご参考 松本駅12:11発の大糸線信濃大町行き乗車で、12:36穂高駅着をご利用ください。
       それよりも前の時刻の乗車ですと、穂高駅からホールまで徒歩30分で
       穂高の素敵な場所を観光もしながら、到着することができます。
       1本前 松本11:08→穂高11:34
       2本前 松本10:41→穂高10:59
       ご希望の方は、穂高駅前にて、OB・OG会事務局の車で
       12:40にピックアップさせていただきます。 


   13:00〜14:30 スズキ・メソード指導者の先生による指導つき合奏練習
             曲目(順不同)
              ・エクレス:ソナタ第1、2楽章(8巻)Vn,Pf
              ・ウェーバー:カントリーダンス(5巻)Vn,Pf
              ・ヴィヴァルディ:協奏曲 イ短調 第1楽章(4巻)Vn,Va,Vc,Pf
              ・バッハ:ガヴォット ト短調(3巻)Vn,Pf
   14:30~15:00 休憩
   15:00~16:45 スズキ・メソード指導者の先生による指導つき合奏練習
             曲目(順不同)
              ・バッハ:ブーレ(3巻)Vn,Va,Vc,Pf
              ・ベートーヴェン:メヌエット ト長調(2巻)Vn,Va,Vc,Pf
              ・ウェーバー:狩人の合唱(2巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・スコット夫人:アニーローリー(鈴木鎮一編「歌の合奏曲」より)
              ・ビショップ:埴生の宿(鈴木鎮一編「歌の合奏曲」より)
              ・ゴセック:ガヴォット(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・鈴木鎮一:むきゅうどう(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・鈴木鎮一:アレグロ(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・外国民謡:ちょうちょう・こぎつね(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・鈴木鎮一:キラキラ星変奏曲(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
   17:00     ホール→浅間温泉のホテル、靜保庵「小柳」に移動

グループB:観光グループ
   11:45 松本駅改札口集合
   12:00~17:00 国宝松本城・開智小学校・あがたの森などを訪ねます。
           また、城山公園・大王わさび農園などの訪問も案として考えています。

グループA&B:合流
   18:00 浅間温泉のホテル、靜保庵「小柳」に集合
   19:00~懇親会ディナー
       おいしい食事とお酒に舌鼓を打ちながら、交流を深めましょう。
       全員がスズキ・メソード育ちですので、いろいろな思い出話に花が咲くことと思います。

■9月22日(土)宿泊ホテル
   靜保庵 「小柳」  公式サイト
         〒390-0303 長野県松本市浅間温泉3-13-1
         Tel: 0263-46-0500


■9月23日(日)スケジュール
   07:00 朝食
   08:30 ホテルを出発→松本市郊外にある市営「中山霊園」に向かいます。
   09:00 鈴木鎮一先生のお墓への献花と全員参加の「キラキラ星変奏曲」合奏
        ※合奏は、天候により判断させていただきます。
   11:30 松本市内レストランにて昼食


鈴木鎮一記念館での『楽器を持って集まろう会 Ⅱ』Part 2 
   13:15頃までに、鈴木鎮一記念館に集合してください。

鈴木鎮一記念館へのアクセス

   13:30〜15:00 スズキ・メソード指導者の先生による指導つき合奏練習
             曲目(順不同)
              ・バッハ:協奏曲 第1番 第1楽章(7巻)Vn,Pf
              ・フィオッコ:アレグロ(6巻)Vn,Pf
              ・バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 第1楽章(4/5巻)Vn,Vc,Pf
   15:00~15:30 休憩
   15:30~16:45 スズキ・メソード指導者の先生による指導つき合奏練習
             曲目(順不同)
              ・マルティーニ:ガヴォット(3巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・ボッケリーニ:メヌエット(2巻)Vn,Va,Vc,Pf
              ・シューマン:二人のてき弾兵(2巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・ヘンデル:合唱「ユダスマカベウス」より(2巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・バッハ:メヌエット 第2番(2巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・フォスター:オールドブラックジョー(鈴木鎮一編「歌の合奏曲」より)
              ・ドヴォルザーク:ユーモレスク(鈴木鎮一編)Vn3部
              ・シューベルト:菩提樹(鈴木鎮一編「歌の合奏曲」より)
              ・ビショップ:埴生の宿(鈴木鎮一編「歌の合奏曲」より)
              ・鈴木鎮一:むきゅうどう(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・鈴木鎮一:アレグロ(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・外国民謡:ちょうちょう・こぎつね(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・鈴木鎮一:キラキラ星変奏曲(1巻)Fl,Vn,Va,Vc,Pf
              ・スコットランド民謡:蛍の光(鈴木鎮一編「歌の合奏曲」より)
   17:00      後方付け終了後解散


■参加申込
  今回のイベントに参加ご希望の方は、下記の申込フォームにてお申し込みください。
  ・ヴァイオリン科の曲目が並んでいますが、四科で楽しめる楽譜を用意しております。
・ ピアノ伴奏をしてくださるピアノ科OB・OGの皆様の参加、心待ちにしております。







■申込期限
  2012年8月24日(金)


■楽譜の送付について
  ヴァイオリン科OB・OGの皆様は、ご自分の楽譜をご用意ください。
  ヴィオラ、チェロ、フルート、ピアノの楽譜は、事務局より送付させていただきます。(8月末頃を予定)

ピアノ科OGの小松澤恭子さんが担当されるテレビ東京ニュース番組に
ヴァイオリニストの天満敦子さんが出演!

番組を担当されたピアノ科OGの小松澤恭子さん 来たる8月11日(土)11:30からテレビ東京系列で放映される「田勢康弘の週刊ニュース新書」に「望郷のバラード」で有名なヴァイオリニストの天満敦子さんが出演されます。
 天満さんは、東日本大震災の津波で犠牲になったご親族がまだ見つからず、祈りの演奏を続けていらっしゃいます。祈るには無伴奏が曲が持つ世界に入れるからと番組でも無伴奏曲の演奏がメインだそうです。天満さんはスズキ出身ではありませんが、著書「わが心の歌、望郷のバラード」で鈴木鎮一先生、江藤俊哉先生、豊田耕兒先生についても触れられ、才能教育研究会品川支部の支部合宿や弦楽団コンサートにも出演されていて、スズキ・メソードとの関係も深い方です。
 なお、「田勢康弘の週刊ニュース新書」は土曜日のランチタイムにお送りする"大人"のためのニュースショーとして独自の角度からニュースの本質を読み解く番組として人気がありますが、1週間のニュースの中から気になるニュースをピックアップ。この番組を制作しているのが、ピアノ科OGの小松澤恭子さんです。
 小松澤恭子さんは、故鈴木静子先生に4歳から大学卒業時までピアノを師事し、1991年にテレビ東京入社。報道畑を専門に番組作りに奔走する毎日を送りながら、井上安芸子先生のもとで、現在もピアノレッスンを続け、夏期学校にも時間の許す限り参加されておられます。スズキ・メソード会員向けの季刊誌「スズキ・メソード」No.165の「先輩、こんにちは」にも登場されました。
 スズキ・メソードOGの小松澤恭子さんが制作されるニュース番組をぜひお見逃しなく。

11月24日(土)、いつもの浜離宮朝日ホール・リハーサル室で
「カルテットを楽しもう会」を開催します。モーツァルトやハイドンの名曲を大勢で楽しむ企画。晩秋の一日をご一緒にいかがですか?

クリックで拡大 以前、「室内楽を楽しむ会」を開催したOB・OG会。1パート一人ずつのノーマルな姿で、それぞれがチームを作り、演奏を聴き合いましたが、演奏のレベル合わせとなると、なかなか大変でした。そこで、今回の「カルテットを楽しもう会」では、もっと気軽に集まった奏者全員で、カルテットの名曲と戯れようという企画です。ハードルが下がった分だけ、楽しみも倍加しそうですね。
 それでは、お楽しみの中身を以下にお知らせします。


 今回は、ハイドン、モーツァルトのカルテット曲を中心に取り上げ、音楽を通した親睦をさらに深めたいと思いますので、お気軽にご参加ください。パ-ティのみにご参加ご希望の方々も大歓迎です。見学の方も大歓迎です。

■日 時
 2012 年11月24日(土)9:00~16:30(カルテットを楽しもう会)
 開始時間が早まりました! ご注意ください。
             17:00~19:00(パーティ)

クリックで拡大■場 所
 ・浜離宮朝日ホールリハーサル室
   東京都中央区築地5-3-2
   都営大江戸線築地市場駅下車A2 出口すぐ
   リハーサル室へは「ホール楽屋口」からお入りください。

 ・懇親会パーティ「オールドデリー」
  (銀座メルサ4階レストラン街)「オールドデリー」HP
   17:00〜19:00までインド料理に舌鼓を打ちながら、
   友好を深めましょう。



■演奏曲目とタイムスケジュール
 9:00 集合、会場設営 受付準備
 9:20~10:20 モーツァルト:弦楽四重奏曲第3番 ト長調 K.156
 10:20~12:00 モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 K. 478
 12:00~13:00 昼食(築地のお寿司など、いかがですか)
 13:10~14:20 ハイドン:弦楽四重奏曲第67番 ニ長調「ひばり」作品64-5
 14:20~15:30 ハイドン:弦楽四重奏曲第77番 ハ長調「皇帝」作品76-3
 15:30~16:20 成果発表〜各曲からいずれかの楽章を一つずつ演奏してみましょう。
 16:20〜16:30 後片付け、撤収

  ※参加お申し込みの方には、事前に楽譜を配布させていただきました。
   当日は、守田千惠子先生(関東地区ヴァイオリン科指導者)にご指導いただきながら、
   参加者全員で演奏する形式を予定しています。

■参加費用
 ・合奏参加費+パーティ参加費 5,000円(参加曲数に関わらず均一にさせていただきます)
 ・合奏のみの参加費      3,000円
 ・パーティのみの参加費    3,000円

■応募締切
 ご応募をいただき、ありがとうございました。
 ※応募いただきました皆様に、楽譜を発送させていただきました。
 ※ヴァイオリンパートにつきましては、事務局で1st.もしくは2nd.に振り分けさせていただきました。

■お申し込みフォームをご利用ください。→お申し込みフォーム
 多くの皆様のご参加をお待ちしております。→チラシダウンロード

第16回スズキ・メソード世界大会 協賛のお願い

 2013年3月に開催される第16回スズキ・メソード世界大会は、14年振りの松本市での開催となり、現在、さまざまな方面で準備が進められています。今回は、海外30ヵ国から450 名の青少年と500 名の付き添いを含めた1300 名以上が参加します。さらに、国内を含めた参加者総数は5,400名以上という、これまでにない多数の参加が予定されているとのことです。
 この世界から集まる5,400名以上が、冠雪をいただく山々に囲まれた美しい城下町の「楽都」松本に5日間集い、幼児教育をめぐるシンポジウム、世界的な音楽家を集めたゲストコンサート、第16回世界大会記念オーケストラコンサート、そして街角コンサートなど多彩なイベントを繰り広げます。
 才能教育研究会は、2011年の東日本大震災による想像を超えた惨禍に対し、世界から寄せられた多大な支援に感謝の気持ちを伝え、さらに、人々が助け合って生きていくことの大切さを、松本から世界に伝える絶好の機会ではないかと考えています。
 私たちOB・OG会の重要な目的の一つに、才能教育研究会の活動への支援があります。今回のような世界大会という場をさらに魅力的なものにし、十分なホスピタリティを発揮していただくためにも、育てていただいたスズキ・メソードへの「恩返し」の機会と捉えております。
 つきましては、世界大会への協賛金の募集を開始させていただくことになりました。
 具体的には、以下のような内容で協力していく予定です。


■個人としての協賛金

 一口5,000円です。
  協賛金のお振り込みには、申込書をダウンロードしていただき、必要事項をご記入の上、
  ファックスでお申込いただきます。
  申込書には、右上に「OB・OG会扱い」と記載があり、これによってOB・OG会からの支援で
  あることがわかるようになっております。
  世界大会プログラム、および世界大会公式HPにお名前が記載されます(任意)。

  →申込書ダウンロード


■法人としての協賛金


 一口50,000円です。
  協賛金としてのご協力、そして広告掲載が可能です。
  才能教育研究会は公益社団法人ですので、寄付金に対する優遇措置、免税措置が受けられます。
  ご協賛金額に応じて、5種類の広告展開のお願いがあります。

  それぞれの内容について、ダウンロードすることができます。
  ① 冠コンサートご協賛のお願い
  ② プログラム広告ご協賛のお願い
  ③ スズキ・メソード会員向け季刊誌広告ご協賛のお願い
  ④ 世界大会HPバナー広告ご協賛のお願い
  ⑤ ブース出店ご協賛のお願い

  広告を伴わないご協賛もお選びいただくことができます。
  →法人協賛募集

  上記の冠コンサート・広告・協賛のお申し込みには、以下の申込書をダウンロードしていただき、
  必要事項をご記入の上、ファックスでお申込いただきます。
  申込書には、右上に「OB・OG会扱い」と記載があり、これによってOB・OG会からの支援で
  あることがわかるようになっております。
  世界大会プログラム、および世界大会公式HPにお名前が記載されます(任意)。

  →申込書ダウンロード

  ※ご参考資料
  →「公益社団法人」への法人の寄付金に対する優遇措置
  →「公益社団法人」への寄付金に対する免税措置について

※上記内容を一括でダウンロードすることもできます。→一括ダウンロード
※世界大会公式HPは、こちら。

「カルテットを楽しもう会」を楽しみました。

モーツァルトのピアノ四重奏曲第1番です。ト短調の素敵なアンサンブルが楽しめました 2112年11月24日(土)、3連休の中日、気持ちのいい秋晴れの中、「カルテットを楽しもう会」が開催されました。会場はいつもの浜離宮朝日ホール・リハーサル室です。カルテットの名曲を大勢で楽しもうというこの企画。通常なら1パート一人で担うところを複数で楽しむ、いわば弦楽合奏スタイルです。この形ですと、気軽に参加しやすくなりますね。というわけで、以下のような曲目をラインナップ。晩秋の一日、楽しみました。
・モーツァルト:弦楽四重奏曲第3番 ト長調 K.156
・モーツァルト:ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 K. 478
・ハイドン:弦楽四重奏曲第67番 ニ長調「ひばり」作品64-5
・ハイドン:弦楽四重奏曲第77番 ハ長調「皇帝」作品76-3
ピアノと弦の呼吸を合わせるポイントなど、何度かトライするうちに、見事に気持ちが寄り添っていきます 守田千惠子先生の熱いご指導、「人生で初めての体験です!」という張本尚子さんの素晴らしいピアノ演奏、午後の予定が詰まっている中、駆けつけてくださった桐朋音大4年の鎌田茉莉子さんの低弦からのしっかりしたアンサンブルの下支え、午後に本番を控えておられた西村美香さんのご参加、宮地若菜先生、前原勝子さんのフルートでのご参加など、皆様の大きなご協力により、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノ、フル-トを交えた楽しいアンサンブルが実現でき、素敵な「カルテットを楽しむ会」となりましたことを心から感謝します。また、ピアノ科の井崎展江先生、鈴木祐子先生には、終日、OB・OG会事務局のサポートをいただき、厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
10種盛り1,600円の海鮮丼があっという間に胃袋へ モーツァルトが終わった段階で、ちょうどお昼でしたので、いつものように築地の場外市場へ。クラシック音楽に戯れていた濃密な時間とまったく違った異空間が広がっていました。人と人と魚と人…。なんとかたどり着いて、行列に並んで海鮮丼など思い思いのランチに舌鼓をうちました。
 難曲のハイドンが終わって、最後にいつものようにこの日の成果発表にトライしました。それぞれの曲から一つか二つの楽章を「本番」のような気持ちで演奏するわけです。ピアノ四重奏では、予定では第1楽章と第2楽章でしたが、アンコールの声がかかり、第3楽章も演奏。午前中よりも格段にアンサンブルのポイントが抑えられ、素敵な演奏になりました。
素敵なピアニスト、張本さんを囲んで 16:20に終了し、恒例の記念撮影。銀座1丁目まで銀ブラと洒落込みました。次なる会場は、銀座メルサのインド料理店です。しっかり者の幹事さんが予約していただいておりました。それにしても、クリスマスイルミネーションと歩行者天国が終了したばかりの銀座大通りの賑やかなこと。アンサンブルの心地よさに酔いしれたメンバーにとっては、まぶしいかぎりでした。
 スパイスたっぷりの料理と美味しいお酒を飲みながら、それぞれが簡単な挨拶をしました。
「時間を見つけては、練習をしてきました。あわせることの面白さが体験できました」
「皇帝の第2楽章がよかったです」
「あんなに反応のいいピアノに驚きました。素敵です」
「紿田さんや守田先生の弾かれる姿を真似しました。そんな私でも参加できるのが嬉しかった」
「ヴァイオリンの楽譜をフルートで吹くのは初めてでした。今日は、元気をもらいました」
「こういう室内楽は原点。みなさんであわせるのは素晴らしいこと」
「第1楽章を弾いた段階で、体が痛かった」
「今日みたいな練習は尊いと思う。今後もいい企画を練りたい」
「曲を知らない私には、参加するだけで幸せです」
「凄くエネルギーがありました。こう弾きたい、というのがわかる演奏でした」

 途中、東京湾が震源という震度4の地震にビルが揺れましたが、この日のイベントは無事終了しました。参加していただいたOB・OGの皆様、ありがとうございました。また、楽しみましょう。

東京証券取引所でのロビーコンサート(12月26日)にスズキ・メソードOGたちが出演!

寒い中、息のあった演奏を見せた二人(左から鎌田茉莉子さん、五味田恵理子さん) OB・OG会のイベントにも何度も出席いただいているOGの五味田恵理子さん(ピアノ)と同じくOGの鎌田茉莉子さん(チェロ)ら若手アーティストによるコンサートが、2012年12月26日(水)のお昼に、東京証券所で開かれました。石造りの高い天井を持つ広いロビーで、五味田恵理子さん、鎌田茉莉子さん、五味田さんと同じ東京藝術大学のSaxophoneの鈴木嵩弘さん、3人の素晴らしい演奏が響き渡り、100名近くの聴衆の皆さんに豊かな音楽の、素敵な時間を提供してくれました。東証の中でも、今回の演奏を耳にされた社員からも「感動した、レベルが高い、超絶技巧であった」などの感想が寄せられ、大盛況となりました。プロを目指してがんばっている若いスズキのOGの演奏家の皆さんに、このような形で一般の方にも聴いていただける場を提供できたことは素晴らしいことです。OB・OG会として、これからもこのような演奏機会を積極的に提供できるよう、検討していきたいと考えています。
 演奏曲目を紹介しましょう。
■チェロ & ピアノ 
・パガニーニ:モーゼの主題による変奏曲
・サン=サーンス:白鳥
■ピアノソロ
・リスト: 愛の夢 第3番 S.541
・ドビュッシー:前奏曲集第2巻より 花火
・シューマン=リスト:献呈 op.25-1(S.566)
■サクソフォン & ピアノ
・ラフマニノフ:ヴォカリーズ op.34-14
・ガーシュイン:3つの前奏曲
■トリオ
・ピアソラ:リベルタンゴ
左から、 ピアノ: 五味田 恵理子、 チェロ: 鎌田 茉莉子、 サクソフォン: 鈴木 崇弘の皆さん
 プロフィールも紹介しておきますね。
■五味田 恵理子 (Eriko GOMITA)さん
スズキ・メソードでピアノを始め、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学を経て、現在、同大学大学院音楽研究科修士課程に在学中。2004年 第6回日本演奏家コンクール高校の部(ピアノ部門)第2位、第58回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部(ピアノ部門)第2位、いしかわミュージックアカデミーにてグランプリIMA音楽賞を受賞、翌年奨学生としてアメリカ・アスペン音楽祭参加。2007年 第13回日本モーツァルト音楽コンクール第2位。 2010年 東京藝術大学同声会賞受賞。2011年 第18回やちよ音楽コンクール第2位。第6回東京芸術センター記念ピアノコンクール入選。2012年 第4回野島稔・よこすかピアノコンクール第3位など、コンクールにおける上位入賞多数。

■鎌田 茉莉子 (Mariko KAMATA)さん
スズキ・メソードでチェロを始め、2007年 泉の森ジュニアチェロコンクール高校生以上の部金賞受賞。2009年 平成21年度桐朋学園大学音楽学部(チェロアンサンブル・サイトウ)奨学金を支給される。2011年 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(東京公演)において、クララ・シューマン ピアノコンチェルト(J.タン指揮、伊藤恵ピアノ)のソロを担当。小澤征爾音楽塾、サイトウ・キネン室内楽勉強会、サイトウ・キネンこどものための音楽会、サイトウ・キネンこどものためのオペラに参加。2012年度ヤマハ音楽支援制度・音楽活動支援対象者。現在サントリーホール室内楽アカデミー第2期生。第66回全日本学生音楽コンクール大学の部2位受賞。これまでに佐藤満、現在は倉田澄子に師事。桐朋学園大学音楽学部4年次在学中。

■鈴木 崇弘 (Takahiro SUZUKI)さん
東京都出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学音楽学部卒業。同声会賞受賞。同大学大学院サクソフォン科を首席で修了。 アカンサス音楽賞受賞。同声会新人演奏会、藝大定期室内楽に出演。 第6回ジュニア・サクソフォンコンクール第1位。2011 、2012年と東京にてソロリサイタルを開催。サクソフォンを大津立史、原ひとみ、冨岡和男、平野公崇、池上政人、大城正司の各氏に、室内楽を原ひとみ、中村均一、大和田雅洋、林田祐和の各氏に師事。「リエゾン・サクソフォン・アンサンブル」テナーサクソフォン奏者。S&F MUSIC LANGUAGE SCHOOLサクソフォン講師。現在、ソロ・アンサンブルや東京吹奏楽団、シエナ・ウィンド・オーケストラなどプロ吹奏楽団、オーケストラのエキストラ奏者として活躍する傍ら、ジャズ、ポップス、即興とジャンルを超えて様々な音楽活動を展開している。